これ、おとといの晩の事…、元々はロシ子が、いつもの定位置のピンクの猫ベットで寛いでいたのですが、そこへアビのすけがやって来て、かわいそうに、ロシ子は定位置の猫ベットから追い出されてしまったのです。

ロシ子もお気に入りの場所を奪われて、ちょっとはシャーをして、アビのすけに対して怒ってやれば良いのですが、穏やかなロシ子は、奪われたら奪われっ放しで…、何とも優しいロシアンブルーの女の子なのです。

名残惜しそうなロシ子を尻目に、アビのすけはこれ見よがしに、普通に、堂々と寝始めましたよ。

繊細なロシ子と図太いアビのすけ…、相変わらずの凸凹コンビで、私としては笑ってしまうのですが…。

そんなロシ子を見てたら、健気に思えて来て、それで私は、ロシ子をグッと引き寄せたのです…、ロシ子、アビのすけの事を許してあげてよ…。

ロシ子を引き寄せて、お腹の辺りをポニョポニョしてあげたら、ロシ子が奥ゆかし気にゴロゴロと喉を鳴らし始めて…。

アビのすけのゴロゴロは、まるで牛蛙が鳴くかの様に、それか、おっさんのいびきの様に、ゴーゴーとうるさいのですが、ロシ子のゴロゴロは、ロシ子の性格と同じ様に、本当に控えめなのです。

そしてロシ子は、アビのすけに定位置を奪われてしまった事なんか忘れてしまったかの様に、気持ち良さそうに裏返って、寝てしまいましたよ…、本当にかわいい奴…。

それから30分か1時間位経った頃、私もじっとしてるのはしんどくてゴソゴソするし、寝てたアビのすけがロシ子の尻尾に反応してちょっかいを掛け始めるし、ロシ子は落ち着いて寝れなくなって、ロシ子は私の横からケージの猫ベットに移動…、私はちょっと寂しいけど、まぁ、仕方がない…。

たまーにロシ子は、このケージの猫ベットで寝るのですが、こんな感じで、顔をちょこんと出してくれるのは久しぶり。

ちょっと眠そうな顔のロシ子ちゃん…、あぁー、本当に癒される…、ゆっくりと寝てちょうだいよ…、ロシ子ちゃん…。