心エコー図検査の結果…、ロシ子の心臓に問題なし…!(嬉)

2次診療の動物病院。6日前の8/12(日)に引き続き、今日の朝9時半から、またまた、ロシ子を東大阪の2次診療の動物病院に連れて行って来ました。

昨日から気温も落ち着いて、清々しい朝、清々しい青空の下、今日は朝9時半からの予約の所、朝9時20分に動物病院に着き、またまた今日も、一番乗りで動物病院にやって来たのです。

静けさが漂う病院内。静けさが漂う病院内…、それもその筈、こちらの動物病院は、基本的には、朝10時からが診察時間になるのですが、朝一番の診察は待ち時間も少なくても済むので、私的には好きなのです。

出て来なかったロシ子ちゃん。そして今回も、誰もまだ動物病院内にはいなかったので、キャリーの扉を開けて、ロシ子を出してあげようとしましたが、ロシ子、今日はこの状態のまま動かず。

そしてこの後、9時半に看護師さんが来られて、一番にロシ子の心エコー図検査をするとの事で、キャリーごと、ロシ子を看護師さんに預け、ロシ子は奥に消えて行ったのですが…。

暫くすると、奥からロシ子のギャーという悲鳴が何回も聞こえて来て、親バカな私は、ロシ子が何か酷い事をされているのではないかと、大層、心配になってしまったのです。

心エコー図検査の結果。そして、午前10時前、今回は、循環器科の先生がとてもお忙しい中、無理を言ってロシ子の検査の枠を取って頂いたので、忙しくなる前に、早々に診察室に呼ばれ、早速、ロシ子の心エコー図検査の結果をお聞きさせて頂きました。

タイトルに、「ロシ子の心臓に問題なし…!」と書かせて頂きましたが、今回は、ロシ子が肺高血圧症(PH)に掛かっていないかを調べる為に、この心エコー図検査をして頂いたのですが、そもそも、何故、肺の病気を調べる為に心臓の検査なのかという事ですが…。

循環器科の先生がおっしゃるには、肺の血管の評価をする事はとても難しく、肺の血管抵抗を直接測る必要性があり、その為にはカテーテル検査が必要なのですが、麻酔を伴う為にリスキーだと…、そこで、肺の血管がおかしくなると、2次的に心臓にも変化が出て来るとの事で、これを拾い上げる事で肺高血圧症か否かを予測する…、こういう事の様。

私の備忘録。そして、私の備忘録として、基本的な心臓の事、そして、肺血圧症がどの様に起こるのかを、先生がご説明をして下さった図と合わせて書かせて頂きますと、

まず、基本的な心臓の動き、流れは、「全身を巡って来た血液が、心臓の右側に帰って来る(静脈、図の青い部分) → 右心房 → 右心室 → 肺動脈 → 肺 → 肺で酸素を取り込む → 血液がきれいになって心臓の左側(動脈、図の赤い部分) → 左心房 → 左心室 → 大動脈 → 全身へ と言う繰り返し。

そして、肺血圧症とは何ぞやというお話に関して、肺高血圧症は、肺に行く血管(肺動脈)が変形して起こる病気 → 肺の血管に異常が出ると、心臓の右側、右心系の拡大、肥大を起こす → 右心系に行く所で血液が滞る事により、右心系と左心系のバランスが崩れ、呼吸が苦しくなる病気。

ロシ子の心エコー図検査の結果。そして、ロシ子の心エコー図検査の結果に戻らせて頂き、これは、ロシ子の心臓の4つの部屋が全部見れる断面図をモニターに映し出したものですが、私も 心臓の徐脈でエコー検査 をして貰った事がありますが、これ、まるで人間用の検査器具に、人間の心臓の様なロシ子の心臓。

ロシ子の場合は、肺が石灰化している事により、エコーが反射してしまう為、通常の角度ではエコーが通らず、別の角度から撮ったとの事でしたが、先生がとても丁寧にご説明をして下さったのですが、素人の私が理解するには難し過ぎて、要は、この画面では、ロシ子の右心室と左心室の大きさは正常なバランスに近いとの事。

ロシ子のエコー図検査の結果。そして、ほぼ同じ画面の様に見えますが、これは、ロシ子の心臓を輪切りにした断面図を映し出したもので、ロシ子の心臓の右の部屋が左の部屋を押して圧迫している感じもなく、形態としては正常を保てているとの事。

ロシ子の心エコー図検査の結果。そしてこれは、ロシ子の肺動脈と大動脈を写した図ですが、ロシ子の肺動脈と大動脈の太さが変わらず、ほぼ一緒のサイズで、肺動脈が太くなっているという事もなく正常な状態との事。

この3点を持って、肺高血圧症に起こりうる心臓の形態の変化が起こっていないという事で、基本的には、ロシ子は肺高血圧症ではなく、大丈夫だろうとの事。

但し、肺そのものを検査した訳ではなく、2次的な変化のピックアップを見ているに過ぎないので、エコー検査だけでは100%の確定は出来ないが、重度の場合は、必ず心臓に変化が出て来るとの事なので、極々、軽度の物はあるかも知れないが、少なくとも、重度の肺高血圧症はないだろうとの事でした。

とても難しいお話で、素人の私が全てを理解出来るようなお話ではありませんでしたが、とにかく、ロシ子は肺高血圧症(PH)ではない可能性が高く、なので、ロシ子の3年生存率、云々のお話もなくなったので、私は本当にホッとしました。

ロシ子の健康診断の紙。そして、循環器科の森先生(同病院の病院長でもある)にお礼を言って診察室を退室し、待合室で待機していると、看護師さんが来られ、いつもは診察室でして頂いているロシ子の健康診断(体重測定等)に関しては、既に、心エコー図検査の時にしたとの事で、この紙を撮らせて頂いたのですが、何と、ロシ子の体重が3.54kgとあり、ロシ子、どれだけ体重が復活しているのよって、酸素室を取り入れてから、10日間で240gも体重が増えて、まさにこれこそV字回復…!

進藤先生の診察。そして、引き続き、ロシ子の担当をして頂いている、呼吸器専門の進藤先生に呼ばれ、診察室へ…、心エコー図検査で、ロシ子の肺高血圧症の疑いも晴れ、ロシ子の体重も増え、ロシ子が元気な状態を保てているという事もあり、今回はレントゲン撮影はなし、来月の第2週の(日)にして頂く事になり、今回は聴診器でロシ子の肺の音を聞いて頂きました。

まったりと診察を受けるロシ子。実は、冒頭でロシ子がギャーって叫んでいた事…、私はてっきり、ロシ子が酷い事をされているのではって不安に思っていたのですが、聞いた所によると、ロシ子がぶち切れて、怒って叫んでいた様…。

そんなロシ子が、こんな感じで、まったりと進藤先生の診察を受けていたのが笑えたのですが、聴診器でロシ子の肺の音を聞いて頂いた結果、先生が「あれっ」って…、何でかは分からないが、ロシ子の肺にほとんど雑音が聞こえないと言われ、私はビックリ…。

何故かの原因は特定をする事が出来ませんが、酸素室が全てを良い方向に持って行ってくれている様で、肺の石灰化した部分に関しては元には戻りませんが、とにかく、ロシ子はめっちゃ元気になって行ってくれている様です。(嬉)

治療に関しては、引き続き、酸素室でしっかりとロシ子に酸素を吸わせ、投薬に関しては、現状をもう少し維持して行くという事を確認し、進藤先生にもお礼を申し上げ、診察室を後にし、動物病院から帰って来ました。

めっちゃ怒っていたロシ子。そして、帰りの車の中でのロシ子ちゃん…、ロシ子、今回は、心エコー図検査の時にもギャーって怒ってて、それ以外の時でも、ちょっとした事でキャリーの中で怒ってて…。

ロシ子、今日はたくさん怒ってたんかい…。(笑)」

「だって私、お父さん以外の知らない人に、触られたりするの嫌なんだもん…。」

かわいいロシ子。まるでロシ子、甘えた感じでそんな風に言ってるみたいで、怒れるだけの元気がある事は良い事だし、家に帰って来てからも、ロシ子がとても活発に悪戯娘になってくれていたもので、もう少しおとなしくしてくれていても良いんだよって、ない物ねだり、そんな風に、勝手な事を思っていた飼主です。(笑)

心エコー図検査の結果…、ロシ子の心臓に問題なし…!(嬉)」への4件のフィードバック

  1. キティ

    ロシパパさん、こんにちは
    パパさんもロシ子ちゃんも、通院お疲れ様です

    ロシ子ちゃん、心エコー検査をして、心臓に問題ないとの事で、安心ですね

    食も体重も戻ってきているようですし、呼吸が落ち着いてきているようで本当に良かったです

    怒るパワーも出てきて、頼もしいですね(=^ェ^=)

    返信
    1. ロシ子パパ 投稿作成者

      キティさん、こんばんわ。コメントを有難うございます。

      はい、心エコー図検査をして、ロシ子の心臓に問題がなく、肺高血圧症ではなかったので、私もホッとしました。
      体重もV字回復を果たしており、食欲も驚く程あり、我が家のロシ子には、酸素室がとても合った様です。
      私には従順なロシ子なのですが、昨日、先生や看護師さんに対して怒っているロシ子を見て、かわいくて、笑ってしまいました。(笑)

      返信
  2. ジャム

    本当に良かったですね。咳も良くなって 元気なロシ子ちゃんでいられますように。

    返信
    1. ロシ子パパ 投稿作成者

      ジャムさん、こんばんわ。コメントを有難うございます。

      ロシ子はまだ、咳はしているのですが、その頻度は大変に減りました。
      以前は、夜、寝ている時に、私が寝れない程の、ロシ子の呼吸の息苦しそうな音が聞こえていましたが、今はなくなり、私が夜、たまに目が覚めてしまった時には、ロシ子の穏やかな寝息が聞こえて来ています。(笑)

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