粘液線毛輸送系…、俄然、ネブライザーをする気になったお話。

ロシ子に久しぶりにネブライザー。これは、3日前の9/10(月)の夕方の事でしたが、あまりネブライザーの効果が感じられない事もあって、8/29(水)以来、11日間もサボっていたのですが、この日、意を決して、ロシ子にネブライザーを再開したのです。

と言うのも、この日の前日、東大阪の2次診療の動物病院に行き、先生から、俄然、ネブライザーをせねばと、やる気になる様なお話を伺って来たのです。

かわいいロシ子ちゃん。ロシ子が現在、闘っている病気…、肺や気道に問題が生じている病気なのですが、気道にトラブルが発生した時に、気道系の防御機能が大雑把に分けで2つあるそうで、一つが物理的な防御機能、もう一つが免疫細胞による防御機能。

重要なのは物理的防御機能らしく、外から入って来た大きな異物に対しては、咳反射やくしゃみ反射で出す事が出来るのです。

ネブライザーをされるロシ子。しかし、小さい異物に対しては、咳やくしゃみで外に追いやる事が出来ず、タイトルにも書きました、粘液線毛輸送系という、気道の粘膜の所に、凄く細かいわさわさした毛があり、この粘液線毛輸送系が小さい異物を外に出すそうで、これが実は、一番大事な防御機能との事なのです。

厳しいお顔のロシ子ちゃん。多くの呼吸器病、特に気道に関わって来る病気で、一番最初に侵されてしまうのがこの粘液線毛輸送系らしく、ネブライザーは、その粘液線毛輸送系の機能を更新させる事が出来る様。

ロシ子の場合も、肺が侵されているので、その粘液線毛輸送系の機能が落ちていると考えた方が良いので、粘液線毛輸送系の機能を回復させてあげる為にも、たまにネブライザーをしてあげた方が良いとの事なのです。

噴霧を吸わされるロシ子ちゃん。なので、ネブライザーでロシ子の咳や痰が良くなったという実感がなくても、少ない頻度でも定期的にしてあげる事によって、粘液線毛輸送系の機能を少し補助してあげる事が出来るとの事で、このお話を伺って、これはネブライザーをしなければいけないと、この日、ロシ子にネブライザーをした訳です。

でも、かと言って、頻繁にする程の必要性もなく、1週間に1回でも、不定期でも構わないので、たまにしてあげる事が必要で、かなり自由度の高い治療なので、今後も、効果が見られなくっても、地道にロシ子にネブライザーをしてやろうと言う気になった飼主だったのです。

ちなみに、今回はプラケースは使いませんでした…、たった5~7分の事だし、プラケースにロシ子を入れてネブライザーをすると、噴霧がプラケースに溜まってくれはしますが、それよりかは、ロシ子の口元にホースの先のマスクを当てた方が効率も良いし、今後もこの様にしようと思っています。

ロシ子の体重測定。そしてついでに、この写真もアップしてしまいます…、これは、昨日の朝にしたロシ子の体重測定の様子。

先週(水)のロシ子の体重が3,629gで、順調にロシ子の体重が回復して来た事に喜んでいたのですが、先日の2次診療の動物病院での体重測定で、ロシ子の体重が3.56kgに減っていて、この日、ちょっと心配しながらのロシ子の体重測定だったのです。

ロシ子の体重は回復していました。そして、ビビりながらロシ子の体重を測った結果、昨日の朝のロシ子の体重は3,640gで、先日の動物病院での体重をクリアーするだけでなく、先週(水)の自宅での体重をも超えてくれたので、ホッと胸を撫で下ろした飼主だったのです。

心配させてくれるロシ子ちゃん。体重測定が終わった後のロシ子ちゃん…、あぁ~、本当にロシ子は心配させてくれる子だよ…。(汗)

今日の日中、咳も痰も止まったかと思ったら、また晩になって咳と痰がぶり返して来たのですが、食欲はあるので、心配しながらも、ロシ子の様子を注意深く見ている飼主です。

読んだ本。そして、本当なら、昨日、アップしたかったのですが、今日の締めとして、この写真をアップさせて頂きます。

と言っても、ランナーズの8月号の写真で、現在、読み進めている所なのですが、実は、おとといの9/11(火)で、1日もさぼる事なく、ランニングを始めて丸3年になり、昨日、9/12(水)から、ランニング生活の4年目に入りました。

引き続き、己に厳しく、規則正しい生活でランニングを続け、年末の加古川マラソンで、必ずや、サブ3(フルマラソン3時間切り)を達成しようと思っています。

ちなみに、ランナーズと一緒に写っている、カズオ・イシグロさんの本も、図書館で予約をしてから1年近く待ちましたが、読ませて頂きまして、さすがは、去年にノーベル文学賞を受賞されただけあって、とても面白かったです…、また、他の本も、是非、読んでみたいと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です